kadowakizzの日記

邦楽の歌詞を勝手に徹底解説!

【超名曲】魔法の料理〜君から君へ〜/BUMP OF CHICKENの歌詞を徹底解剖!

どうもkadowakizzです( ・∇・)

久しぶりすぎる日記になってしまいました。。

 

 

 

近頃西日本の方に出張に行ったりとあまりにもバタバタで。。。

さて気を取り直して綴りたいと思います!

 

 

 

今まで大好きないきものがかりさんの記事しか書いていませんでしたが今日は違う!

僕の青春のバイブル「BUMP OF CHICKEN」さんの曲を取り上げます♪( ´θ`)

 

 

 

 

小学生の時にBUMPが彗星の如く現れて衝撃が走ったもんです。。

 

 

 

さて今回取り上げる曲は

「魔法の料理〜君から君へ〜」

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です。

 

 

 

この曲はNHKみんなのうたにも起用された曲でもうなんていうか涙なしでは聞けない名曲なんですよこれが。

 

 

 

さてその歌詞に迫っていきましょうd( ̄  ̄)

 

魔法の料理〜君から君へ〜

1A

叱られた後にある 晩御飯の不思議
あれは魔法だろうか 目の前が滲む

正義のロボットの剣で 引っ掻いたピアノ
見事に傷だらけ こんな筈じゃなかった

1B

大きくなるんだ 伝えたいから
上手に話して 知って欲しいから
何て言えばいい 何もわからない

1S

君の願いはちゃんと叶うよ 楽しみにしておくといい
これから出会う宝物は 宝物のままで 古びていく

 

2A

確か赤だった筈だ 三輪車 どこまでだって行けた
ひげじいがくれた熊は よく見たら犬だった

プラスチックのナントカ剣で 傷付けたピアノ
模様のつもりだった 好きになろうとした

 

2B

大きくなるんだ 仲間が欲しい
わかり合うために 本気を出せる様な
基地が出来るまで 帰らない様な

 

2S

期待以上のものに出会うよ でも覚悟しておくといい
言えないから連れてきた思いは 育たないままで しまってある

更に 増えてもいく

 

3A

怖かったパパが 本当は優しかった事
面白いママが 実は泣く時もある事

おばあちゃんが 君の顔を忘れたりする事
ひげじい あれは犬だって 伝え様がない事

 

3B

いつか全部わかる ずっと先の事
疑いたいのもわかる 君だからわかる

メソメソすんなって

3S

君の願いはちゃんと叶うよ 怖くても よく見て欲しい
これから失くす宝物が くれたものが今 宝物

君の願いはちゃんと叶うよ 大人になった君が言う
言えないから連れてきた思いは 育てないままで 唄にする

 

4A

叱られた後にある 晩御飯の不思議
その謎は 僕より大きい 君が解くのかな
こんな風に 君に説くのかな

 

 

とまぁこういった歌詞なんですが。

大枠としては子供の時の自分に向けて書いてますよね。

だからとてもリアルな描写がある。

だからサブタイトルが君から君へなんでしょうね。

 

 

 

さてまず1A!

この曲のタイトルにもある「料理」。

この料理っていうテーマを持ってきたところがずるすぎる。

親を連想させますよね。

 

叱られた後にある晩御飯の不思議

 

母親の愛情を感じますよね。

でも子供からしたらそれが不思議なことなんでしょうね。

Aの入りからすでにやばいですこの曲。

 

そのあとの回収も素晴らしい。

 

正義のロボットの剣で引っ掻いたピアノ

見事に傷だらけこんなはずじゃなかった

 

なんで少年が怒られたのかの重要な描写。

この描写が2番にも活きてくるんですよね。

 

 

そこからB。

 

大きくなるんだ 伝えたいから
上手に話して 知って欲しいから
何て言えばいい 何もわからない

 

子供の気持ちですよね。

自分の感情をうまく話せない。

だから大人になって上手に伝えたい。

 

そこからSです。

Sは今の自分から過去の自分に向けてるんですよね。

だから

 

君の願いはちゃんと叶うよ

 

っていうのがくるわけです。

 

そのあとの

 

これから出会う宝物は〜

 

大事なのはここではこれから出会う宝物

ってところです。

 

 

さて2番を見ましょう!

 

2Aの描写は少し大人になった少年を連想させます。

 

確か赤かったはずだ三輪車

 

とか

 

ヒゲじいがくれた熊は

 

とか

 

プラスチックのナントカ剣

 

とか昔のことで記憶が薄れていったのをこんな風に表現してるんですね。

思い出の品物も大人になるとそういう風になってしまう切なさを感じます。

 

そこから2B!

 

「大きくなるんだ」っていう入りは同じものの

 

その後に来るのは「仲間が欲しい」

 

求めるものが変わっている。

そこでも時間の経過を感じますよね。

 

 

そして2S!

 

期待以上のものに出会うよ でも覚悟しておくといい
言えないから連れてきた思いは 育たないままで しまってある

更に 増えてもいく

 

ここのメッセージ性。

覚悟しておくといいっていうのは社会の厳しさとか無情さとか

そういう試練も君を襲うよ。

っていうメッセージなのかなと思います。

藤原さん本人もおそらく色んな壁にぶち当たってきたんじゃないのかなと思います。

 

 

ここから3番に入るわけですが3番の切なさの畳み掛けがやばいです。

 

怖かったパパが 本当は優しかった事
面白いママが 実は泣く時もある事

おばあちゃんが 君の顔を忘れたりする事
ひげじい あれは犬だって 伝え様がない事

 

パパやママの気づけなかった姿。

これは大人になった証拠。

ひげじい はもうこの世にいないってこと。

それを「伝えようがないこと」ってフレーズを選ぶあたりが流石すぎます。

 

 

3B

いつか全部わかる ずっと先の事
疑いたいのもわかる 君だからわかる

メソメソすんなって

 

3BだけBメロの終わりを変えて「メソメソすんなって」で切るあたりが流石すぎます。

この言葉に優しさをめちゃくちゃ感じます。

言い終わった後からリズム隊がサビに向かっていくあたりが感動を与えますよね。

 

そして3S!

君の願いはちゃんと叶うよ 怖くても よく見て欲しい
これから失くす宝物が くれたものが今 宝物

君の願いはちゃんと叶うよ 大人になった君が言う
言えないから連れてきた思いは 育てないままで 唄にする

 

これから失くす宝物。

ここで一つ!宝物の書き方が一番では「これから出会う」だったのに

最後には「これから失くす」になってます。

この言葉の重さ。

世の中に永遠なんてないっていうことを物語っています。

でもそれが大人になった君にとっての宝物だよって言っている。

 

 

「大人になった君が言う」

 

僕がこの曲で一番好きなところです。

なんか泣きそうになってきた。。。。

 

そして最後の締め。

 

叱られた後にある 晩御飯の不思議
その謎は 僕より大きい 君が解くのかな
こんな風に 君に説くのかな

 

これはきっと自分も親にならないとわからないからこそ

未来の自分に託してるんだと思います。

 

 

この曲は過去の自分に向けて書いてる。

でもそれを大人になった今読むと昔のことだったり、親のことだったりを思い出す。

 

僕はまだ両親ともに元気です。

だからこそもっと親孝行しなきゃなって思わせられます。

なぜならこの曲が人は永遠ではないってことを優しく教えてくれてるから。

 

 

それでは今日はこの辺で!

 

2019.3.11 kadowakizz